せっかく全機種でやったんだから…できうる限りの比較をしてみようと思います。
ほとんど記憶を頼りに思いついたことをメモっている程度に過ぎません。
PS版とSS版は差異が確認されたものは評価を分けていますが基本的に同じとしています。
5段階評価は武士道烈伝3機種版を比較して感覚で付けています。(ゲーム全般としてではなく)
攻略本にも書かれている違いにはあまり触れません。(アイテム、技効果等も)
総合
ネオジオCD版派のかなり主観的評価ですが。
格ゲーならではの戦闘の楽しさはNG版をやらないとわかりません。
ストーリーはすべて同じなわけですが「武士道烈伝の」ゲームとしての評価をするならNG版をやってからにしてほしい。
3機種やったカンジそれくらいPS/SS版は物足りなかったということ。
ただしNG版のロード時間は確かに長いですが慣れればどうってことはない(かなりひいきめ)。
NG版のロード中のグラフィックはそこそこ豊富(というほどでもないけど)。
・基本的には主人公キャラごとの立ち絵、ボス戦前は顔アップ、天草・ミヅキ戦はそれぞれの顔アップ
NG | PS | SS | |
NG版とSS版はほとんど差がないとは思いますがたぶんSSのほうがきれいかと。
PS版は圧倒的にグラフィックが汚い。
NG版には小町イベントのCGがありません。
NG版では「SAMURAI SPIRITS R.P.G」、PS/SS版では「SAMURAI SPIRITS ROLE PLAYING GAME」
OPデモはザコ敵パートがNG版、PS/SS版で異なる。(NG版は中央の1段のみ、PS/SS版は3段だがキャラと背景のバリエーションは同じ))
NG版-リザードマン(右・北海道)、白十字騎士(右・海辺)、メキラ(中・ゴールデンブリッジ)、鬼諷院千角(左・平野)、斬魔団・風(左・街中)、骸武者(中・北海道)、斬魔団・風(左・ゴールデンブリッジ)
PS/SS版-リザードマン(右・平野)/斬魔団・風(左・街中)/メキラ(中・海辺)、斬魔団・風(左・街中)/骸武者(中・北海道)/白十字騎士(右・ゴールデンブリッジ)、鬼諷院千角(左・北海道)/リザードマン(右・海辺))/白十字騎士(中・平野)、リザードマン(右・海辺)/メキラ(中・平野)/骸武者(中・ゴールデンブリッジ)、メキラ(中・北海道)/白十字騎士(右・ゴールデンブリッジ)/斬魔団・風(左・街中)、斬魔団・風(左・平野)/リザードマン(右・街中)/鬼諷院千角(左・海辺)、白十字騎士(右・北海道)/骸武者(中・海辺)/メキラ(中・ゴールデンブリッジ)
OPデモの一部のキャラクターのグラフィックがPS/SS版とNG版で若干異なる(基本的にPS/SS版は微妙に縦長になっている)。
右京-後ろ髪以外ほとんど(顔つきがほとんど別人)
ガルフォード-前髪の一部・肩当(肩当を固定する紐を丸いポッチと塗り間違えていたらしい、塗り方も変更)
幻十郎-右肩(修正前は腕が下がっている様子)、線画修正
ナコルル-塗り分け全般・顔のバランス修正、瞳が小さめに・線画の大幅修正
(※ネオジオフリークの記事を見るにPS/SS版は初期に制作されたグラフィックのまま、NG版は後に修正された可能性あり)
NG版は2Pカラーがありません。
NG版は基本的にグラフィックが大きい。
文字などの表示部分の色はNG-緑、PS-青(透過)、SS-紫
SS版のみ主人公キャラ選択時、カーソルを合わせていないキャラの顔が透過。NG/PS版はセピア。
主人公決定時のNG版の選択カーソルは単純な三角のカーソル。PS/SS版はキャラごとにさまざまなアイコン。
NG版はロード時セーブファイルのパーティーはダッシュ時のミニキャラ。決定するとポーズをとる。
NG版はロード画面以外ならポーズをかけることができる。
細かいことはわかりませんが音楽は全てCDからなので同じかと。
NG版とPS/SS版では流れる曲が異なる場合がある。
未確認ですが機種によってボイスの量が違ったはず。
NG版はなぜか音量が小さい…。
NG | PS | SS | |
ストーリーは本当は比較のしようがないですが若干細かい部分でテキストに違いがあるようです。
NG版は主人公によって仲間にできないキャラがあり、そのキャラは酒場にいない。
ガルフォードが狂死郎仲間にできないのはわかる気がするけど…(狂死郎は犬嫌い)。
PS/SS版のみ幻十郎でカエルを連れ歩ける。
NG版(閑丸ひとり旅)―閑丸が京の町で鬼探し(?)をするミニアドベンチャー。
新規グラフィックも多く色々面白い要素が多い。
PS版(ミニエピソード集)―サブキャラクターのミニドラマ。
ミニキャラで進められるサイドストーリー。稀に分岐あり。
SS版(和狆トークショー)―Q&A形式で進むトーク。
いろいろな裏話のようなものがわかるが他に比べるとアッサリ目。
マップ
PS/SS版の移動用ミニキャラは小さすぎ。NG版は町中とほぼ同じくらい。
町中
NG版とPS/SS版はオブジェクトがいろいろ異なります。
NG版は看板を読んだり調べられるオブジェがあり。
NG版は建物内が妙に狭い。
キャラが立ち止まっているときPS/SS版は動きがあるがNG版は静止。
NG版は建物に入るときも稀にロードあり。
PS/SS版は2Pカラーへの変更ができる。
NG版の中屋イベントはちょっと年齢制限っぽい?(真っ暗だけど)
PS/SS版は闇手形が存在。
ダンジョン
NG版ではダンジョン中でもママハハやパピィが表示されている。
NG版とPS/SS版では障害物による通れない部分が異なり、通れたり通れなかったりする。
地獄神社の鳥居のつながり方も若干異なる。
NG版はイバラの棘にダメージポイントがあったり松明などオブジェが凝っていたりする。
NG版は冥界門からミヅキに直行できる魔街道0が存在する。
黒子が冥界門の説明をするのはNG版のみ?
PS/SS版の冥界門の泉の色は行き先ごとに色が違う。NG版は緑一色。
NG版は釣り橋を渡るとき風の音が聞こえたりする。
NG版とPS/SS版では宝箱の場所が微妙に異なる。
NG版は装備品が多いがPS/SS版は道具系が多い。
PS/SS版はステータス回復の赤黒子が存在。
戦闘
NG版は攻撃・待機状態でグラフィックが異なる。防御を選択するとガードポーズで待機。
その他、敵のグラフィックパターンなども多い。
ウエイトタイマーはPS/SS版のほうがわかりやすい。
技などのボイスはNG版が豊富。SS版は動作に対してボイスが遅れ気味。
PS/SS版は敵パーティーのパターンが少ない。
NG版は「まだ気付いていない(1ターン先攻)」「まわりこまれた!(1ターン後攻)」などがある。
まわりこまれるとグラフィックも左右反転し(いわゆる2P側になる)、格闘コマンド入力も逆になる。
NG版はターン時に一定時間動作をしないとそのままターン終了する。
NG版は通常攻撃は一種、PS/SS版は小/中/大の選択あり。
PS/SS版は陣形によって効果が変わる。NG版は変化なし。
防御・避け/反撃はPS/SS版はランダム、NG版はレバー・ボタン入力。
反撃が任意に行えるため、幻十郎だと1ターンにつき幻十郎の攻撃+敵の数だけ実質攻撃できるようなもの。
NG版は稀につばぜり合いが起きる。
NG版は怒り溜め動作ができるが、怒り奥義を一度使うと怒りが終了する。
NG版はレベルアップの際ステータスも全回復する。
NG版とPS/SS版でレベルごとのランク表記が異なる。(下記参照)また、初期レベルも異なる。
NG版は属性の有無の差が激しい。
PS/SS版は初期状態でそれぞれ武器に属性があるがNG版では「無」。
NG版では柳生道場の十兵衛、枯華院の和狆は直接相手をしてくれない(雑魚キャラ数体との戦闘)。修行はかなりラク。
NG版はエリアごとの最初のエンカウント時のロードは若干長いが以後のエンカウントではスムーズに戦闘に入る。
PS/SS版は戦闘ごとにロード待ちがある。
NG版とPS/SS版では敵グラフィックや名称が一部異なる。
NG版では阿吽号は戦闘時なぜか分離するので2体と戦うことになる。
同じ技名でも効果が異なるものがある。(例:旗本崩れ「諸刃返し」…NG版-反撃待機、PS/SS版-防御力アップ)
NG版は戦闘終了時にアイテムを得ることが多い。
アンブロジア戦はNG版は本体を倒せば終了、PS/SS版は凶焔他も別個に倒さなければならない。
エンディング
NG版は2つの章をクリアするとグランドエンディング、PS/SS版はそれぞれでグランドエンディングとなる。
NG版ではグランドエンディングの前に以下の文章が表示される。
手にした刃を置き、
今はただ心を休めよう。
自身で掴み取った平和の中で
新たなる旅が、
侍の魂を誘うその日まで。
NG版とPS/SS版でグラフィックが微妙に異なる。
主人公キャラが順に表示される場面でチャムチャムとガルフォードの表示が逆。
NG版で魔街道0を使ってミヅキを倒した場合、簡易EDシーンのあと終了。(ゲームオーバー扱い)